AUTO JAM

Guitar Craft
77Bassman Amp Cabinet

9年前に購入した77年Fender Bassman Ten 50W
そのアンプのキャビネットを作り直してみました。

このアンプの作りはちょっと変わっていて、コンボのようでいて実はスタックのように背面クローズドボックス構造の上に二階建てのようにシャシがくっついている。
サウンドはスタックベースマンに似たハコのコモリがもっと強く感じられる印象です。
オープンバックの音を聴いてみたい。もっと使える音になるんじゃないか。

うん、初のキャビ製作ってのをやってみるかな。始まりはそこからでした。

どうせキャビネットを作るなら、60年代のブラックフェイスアンプと同じでパインの無垢材仕様。
ホームセンターはおろか、Web検索でも無垢の足場板ほどの長尺モノってなかなか売ってないのですよ。(当時は)
早速フィンガージョイント作製治具を購入してトリマー加工してます。
加工の難易度よりも、木目の向きを考える事が重要な工程かと思いましたね。
圧着治具での接着風景は撮り忘れましたが、タイトボンドを使って組み付けたあと サンディングしていきます。
ハコのサイズ感の比較です。2/3位の縮小でしょうかね。 最後には脱着可能なコロを付けるので、もう少しかさが高くなりますけど。 10インチ×4から12インチ×1に変更する事でハコのコンパクト化と、 大きすぎる音の音圧も抑えられる事を期待しています。
スピーカーのバッフルボードはMDFで18mmの厚みにしました。
純正のクローズドボックス仕様を引き継いで、取り外し可能なスライド天板を付けました のでクローズとオープンバックともに楽しめるようにしています。
仮組みオープンバックで鳴らしてみました。うんうん、素直でパンチあります。 そしてシルバーフェイスの音してます。 Mojo ToneとJensenP12Nアルニコ5のスピーカーで試してみました。 クローズドの時の音も楽しみになってきました。
完成予定図がこちら。 キャビはカシュー塗料またはウレタンで色付けしてアメリカンな雰囲気にしたいと思っています。 飽きたらトーレックス貼りですかね。



2011年に開始作成したものですが、サウンドもテストしたし残るは装飾といった地点で 多忙になりすっかり放置でした。
おかげで現在の2020年至るまで9年間、木材のいいエイジングになったんじゃないかな。。。
9年経ったらアンプ/ギタークラフトへの情熱は消えていたという。。。
このあとどうしようかと思案中。
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